私達は日々の暮らしの中で太陽光から多大な恵みを受けており、太陽光なしでは生活ができません。その一方で太陽光を浴びすぎると、太陽光に含まれる紫外線の影響によって、肌の老化(光老化)や皮膚がんなどを引き起こすリスクがあります。
紫外線はその波長によってUV-A、UV-B、UV-Cの3種類に分けることができます。紫外線の中で最も有害なUV-C(200-280nm)はそのほとんどがオゾン層によって吸収されるため地上には届きません。UV-B(280-315nm)は肌の表皮までしか届きませんが、皮膚炎、しみやそばかす、乾燥肌などの原因になります。UV-A(314-400nm)はほとんどオゾン層に吸収されず、曇りの日でも地表に到達して皮膚の深い部分(真皮)にまで届き、長期的にダメージを与えるため人体や物体に及ぼす影響が大きい紫外線と言われています。
一般的なPVB中間膜を使用した合わせガラスでは、一部のUV-Aがカットされず、車内に侵入してしまいます。
S-LEC™プレミアムUVブロッキングフィルムUA01は世界最高レベルのUV-Aカット性能により、UV-Aを99.9%*1以上カットし、車内への侵入を防ぎます。カーモデルへの搭載実績を持つ、自動車合わせガラス用中間膜として、人に優しいクルマづくりに大きく貢献します。
*1 ISO13837基準、詳細なデータはお問い合わせください。
人を守る
UV-Aは、皮膚のより深い部分にまで到達するため、長時間・大量に浴びることで肌にダメージを与え、炎症を起こしたり、老化を早めたりする恐れがあります。
S-LEC™プレミアムUVブロッキングフィルムUA01を、フロントガラスやサイドウィンドウに搭載することにより車内に入り込むUV-をしっかりカットし、シミやたるみなどの光老化から、紫外線対策を必要とする人の肌を守ります。
クルマを守る
クルマのシートやダッシュボードなどの内装部は、車外からの紫外線を浴びると日焼けによる劣化や退色が進み、価値を損ねる可能性があります。S-LEC(エスレック)™プレミアムUVブロッキングフィルムUA01を使用した合わせガラスは、世界最高レベルのUV-Aカット性能により、クルマの内装を守ります。
異なるソリューションとの組み合わせが可能です。
S-LEC™遮音中間膜は、交通騒音や風切り音などの車外からの騒音を遮断し、ドライバーや同乗者が車内での会話や音楽を楽しめる快適なドライビング環境を提供します。
S-LEC™遮熱中間膜を使用した合わせガラスは、目に見える可視光線は透過させクリアな視界を保ちつつ、近赤外線とUV(紫外線)を遮断します。携帯電話やセンサーの通信に必要な電磁波を遮断することもありません。S-LEC™遮熱中間膜による遮熱ガラスは、車内を涼しく、ジリジリする太陽の日差しからドライバーや同乗者の肌を守ります。
クリアな視界を維持し、太陽の近赤外線を遮断し車内を快適にします。